中古住宅に、診断義務化へ

　皆さんこんにちは。

　いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。

　今日も穏やかな良い一日となりました。

　今日は朝一番で、恒例の管理物件オーナー様ご家族とミーティングをこなし、その後は先日購入した中古マンションの内装改装の打ち合わせを行い、倉庫に設置するラックの組み立てをしていました。

　組み立て家具は、毎度の事ですがかなり労力を必要としますので、あまり好きでは無いです(^^;

　さて、一昨日、日経新聞を読んでいると、一面にでかでかと中古住宅診断義務化への立法措置の準備が進行中との記事が出ていました。


　このブログでも、丁度インスペクションについて触れた所ですね？

　この診断ですが、一見新聞でも報道している通り、透明性が確保出来て流通が促進されるようにも思えますが、実は売主さんにとっては恐ろしくリスクが上がる措置なのです。

　築浅の物件はいざ知らず、20年以上が経過した住宅に於いては、確実に指摘事項だらけとなる事が予想されます

　診断結果、売れないという事態も十分考えられますので、こうなってしまった場合はどこにその負担を持っていけばよいのでしょうか？

　建物を取壊し、更地とするケースも多発すると思われますので、これでは中古住宅流通の促進どころではないのではないかと思ってしまいます

　住宅の価値と比較して高額な修繕費用を負担できる売主さんも少ないと思います。

　この制度については、業界関係者は概ね同じ意見の方が多いです。

　取引現場の実態を知らない所での立法化は恐ろしいです





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